2022年3月29日(火):全国幼児教育ESDフォーラム2021フォローアップ講演会(静岡市産学交流センター B-nest)で、山極壽一先生(総合地球環境学研究所所長)に「野生に学ぶ人間の進化と社会」をテーマにお話いただきました。

「複数の家族を含むコミュニティー(共同体)は、サルや類人猿には見られない人間だけの特徴」という切り口から類人猿と人間を比較。言葉が登場する以前から「共食」と「音楽」は人間に備わっていた。「共食」と「音楽」というコミュニケーションにより発達したのが、他者を思いやる心の働きである。その後、人間はシンボルとしての言葉をえて、自分が体験していないことを他者と分かち合い、多くの人と交流ができるようになっていった。〜

今回の講演会の参加申し込みは、116件(対面36件、オンライン80件)でした。また、サテライト会場が9カ所設けられました。サテライト会場からの声と届いた写真(富士市立田子浦幼稚園)をご紹介いたします。

(北九州市環境ミュージアム、北九州市立ユースステーションを運営する指定管理団体代表)
お疲れ様でした。素晴らしいセッションでした。新しいコミュニティのヒントをいただきました。ありがとうございました。
(北九州市環境ミュージアムでインターンをしている大学生)
講演内容はとてもおもしろかったです。でも1時間は短い。少なくとも1時間半は聞きたい内容でした。「もっと聞きたい」と思えるところで留めておくことで次につながるんだということもわかりました。

(富士市立田子浦幼稚園)
今日は、ありがとうございました。冒頭、SBSのオレンジが流れ、嬉しかったです。山極先生のお話に引き込まれました。とてもよい時間を過ごすことができました。園では、7人の職員と実習生で参加させていただきました。ありがとうございました。4月16日の日本平動物園でのワークショップも申し込みをさせていただきました。よろしくお願いいたします。