2022年7月16日(土):静岡大学大学会館ラウンジでSDGsシネマダイアローグ静岡サテライト(第2回)を行いました。

上映作品は『プラスチックの海』。
今回は、22分の短縮版を視聴しました。
この短縮版(吹替版)は、配給元のユナイテッドピープルが「多くの子どもたちに届けたい!」という思いからクラウドファンディングで制作された作品です。
9月には、SDGsシネマダイアローグとは別に、『プラスチックの海』を高校生を対象に上映し、ダイアローグを行う予定です。

今回は、静岡市立日本平動物園さまより、『ZOOしずおか93』(特集:ジャガーの双子誕生 ジャガー学入門)をご提供いただきました。ありがとうございました。

次回(第3回)8月20日(土)の上映作品は、「もったいないキッチン」(短縮版)。詳細は、ノットワークラボからお知らせいたします。

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ダイアローグを受けてのノットワークラボからのコメント

【静岡サテライトでのダイアローグ】
○20年前の環境教育はブームだった!!
7月、三保海岸でアカウミガメの産卵が確認されたとのこと。保護だけでなく、身近なアカウミガメの現状から、一人一人が自分ごととして、海洋汚染、産業構造、生活や健康など包括的に考えていかないと今回もブームで終わってしまいます。
○すべてがつながっている!!
海洋汚染、特にマイクロプラスチックに関しては、第1回の上映作品「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」のファッションによる環境汚染とつながっています。問題の入り口は違いますが、すべてがつながっています。
【北九州ホストとのダイアローグ】
(北九州ホストも、今回から北九州市環境ミュージアムでの対面実施となりました。)
○北九州市には、日本初、最大のエコタウンがある!!
環境ミュージアムのWebサイトに、6月9日の古着回収の案内がありました。回収した古着は、自動車内装材原料になるそうです。詳細は、北九州市webサイトをご覧ください。エコタウンの一端を垣間見ることができます。
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/01100041.html

○北九州市は日本海側!!
複数の離島を有している北九州市。離島の海岸清掃を行なっている団体の方から、状況を伺いました。海洋漂着物なども太平洋側とは違っているようです。

北九州ホスト会場でも、終了後、ダイアローグの延長戦があったとのご報告をいただきました。徐々に、2会場でのシネマダイアローグのスタイルがつくられてきたように思います。
多くの方々のご参加をお待ちいたしております。

写真(上・中)は、ラウンジの雰囲気。
写真(下)は、Zoomのスクリーンショットです。
ホスト会場の里山を考える会のみなさま、ありがとうございました。