2022年11月26日(土):北海道大学大学院教育学研究院教授 守屋淳先生をお招きし、ESD実践研修会/静岡県生活科・総合的学習教育学会研究集会が静岡市で行われました。

約50名の参加者とともに、守屋先生のお話を拝聴いたしました。テーマは、「総合的な学習と主体的な学び」。

講演会前に、昨年6月の全国大会のビデオを流し、それぞれに当時を振り返りました。今回の研究集会も企画から運営まで理事を中心にみんなで創り上げました。創り上げていくプロセスに学びがあるように思います。

守屋先生、お忙しい中、遠方からお越しいただき、ありがとうございました。

(ノットワークラボより)
守屋先生のお話の中で、特に印象に残っているのが「中動態」。
直後から、この言葉が気になり、他の仕事をしていてもいつの間にか考えている、そんな状態です。まさに「中動態」。
幼児教育の基本は、環境を通して行うこと。保育者は、一人ひとりの子どもを思い浮かべながら「ついつい〇〇してみたくなる感覚」を覚えるような多様な環境を構成します。その背景には、ギブソンのアフォーダンスという考え方があります。いつの間にか、状況に「巻き込まれ」夢中になって遊ぶ。「中動態」とは、こんな状態なのではないかと思いました。
これは誰もが経験的に知っているようにも思います。
たとえば、仕事でありながら、遊びのような心理的な状況、夢中にになる、没頭するといったことがしばしばあります。そんな時の心地よさ、そして一定の成果をえたときに達成感は忘れらるもものではなく、また、巻き込まれていく。その繰り返しの中で、人はさまざまなことを学んでいくのではないでしょうか。
恋するプロセスも同じかも・・・?
こんなコメントでは、守屋先生におこられてしまうかもしれませんね。守屋先生がお話しされたいた「中動態」とは異なるかもしれません。まずは、國分功一郎氏の本を購入するところから始めたいと思います。
新鮮なうちに今の思いを記しておきます。