2022年12月17日(土):静岡大学大学会館ラウンジでSDGsシネマダイアローグ静岡サテライト(第5回)を行いました。
最終回の上映作品は『ザ・ニュー・ブリード』。貧困や不平等、環境破壊といった社会課題をビジネスの手法で解決しようと挑戦している、アメリカのミレニアル世代の社会起業家たちを捉えたドキュメンタリー。
SDGsシネマダイアローグ静岡サテライトの企画・運営をリードしてくださったNPO法人里山を考える会(北九州市)の山下さま、坂本さまにあらためて感謝申し上げます。
(ノットワークラボからのコメント)
アメリカの状況とはかなり違うが、日本の格差社会の進行はアメリカを追随しているように感じる。
「誰ひとり取り残さない」社会をつくるためには。「限りある資源の分配」や「富の再分配」、それを可能にする「しくみづくり」に一人一人がそれぞれの立場で関心をもち、行動することが必要なのだろう。
世代の年齢区分については論者によりさまざまな言説があるが、価値観や行動様式などをZ世代、ミレニアル世代、ジェネレーションY・・・ネーミングをつけて語られる場面が多くなってきてくる。さまざまな世代の参加者を有した今回のダイアローグでは、世代間の差を感じる部分もあったが、生き方という部分に関しては世代ではカテゴライズできないようにも思えた。
「豊かさは搾取の賜物」という言葉を戒めとしたい。