2023年9月1−2日:南アルプスユネスコエコパーク、緩衝地域、核心地域の調査に出かけました。

メンバーは、田島章次さま(一般財団法人 南アルプスみらい財団専務理事)、太田智之さま(同 企画総務課長)、柿島安博さま(ESD・国際化ふじのくにコンソーシアムESDコーディネーター)、田宮です。

【1日目】井川蒸留所 視察

2020年11月に開業した井川蒸留所。ウイスキーの原料となる発芽させた大麦「モルト」の挽き方から、製造工程のこだわりまでうかがいました。特に原酒の味を決めるといわれる「銅製のポットスチル」が印象的でした。
ウイスキーづくりには、良質な水は欠かせません。こちらのウイスキーには、蒸留所近くの「木賊(とくさ)湧水」が使用されています。「森を守ことは、水を守こと。」ー私たちのWell-beingは、核心地域の保全に委ねられていることを五感を通して実感しました。

【2日目】いよいよ核心地域へ
千枚岳(2880m)と丸山(3032m)
南アルプスの全景を確認。また、富士山、北アルプスはもちろん、関東の山々まで見ることができました。

晴天のため、ライチョウに出会うことはできませんでいたが、彼らのレフュージア(避難地)となるハイマツは確かめることができました。

南アルプスは、40種類以上の高山植物を鑑賞することができると言われています。エーデルワイスなどの名残から、百花繚乱を想像することができました。ピークは過ぎてしまいましたが、トリカブトなど秋を感じる花が咲いています。

車中からニホンザル、ニホンカモシカ、ニホンリス、ニホンジカに遭遇しました。ニホンジカは丸々と太っていて愛らしい印象でしたが、彼らの食害が原因で、南アルプスのお花畑が減少しています。食害対策として防鹿柵を行政とボランティアで設置しているそうです。

南アルプスの生態系の保全に関して、何ができるのかを一人一人が考えていかなければならいと感じた2日間でした。
田島さま、太田さま、ありがとうございました。