2023年12月12日(火):沼津市教職員研修センター主催、第Ⅶ期沼津中堅教員研修会でお話をさせていただきました。
テーマは「学校教育とSDGs 〜持続可能な社会の創り手を育む〜」。
内容は以下のとおりです。
プロローグ 将来の変化を予測することが不可能な時代
1.ESDに巻き込まれるプロセス
2.パイロットスタディでの子どもの姿
3.SDGsデジタル絵本プロジェクトの新たなる展開
4.「生きる力」学びの、その先へ
エピローグ 学校教育では何をめざしたらよいのか
シリーズ「学校教育とSDGs」の内容を中心にお話をさせていただきました。(ノットワークラボ「公開資料」に掲載)また、南アルプスプロジェクト、ミュージアムジャックの紹介などもさせていただきました。
先生方からのアンケートの一部を紹介いたします。
⚪︎No one will be left behind 誰ひとり取り残さない」という言葉が、とても印象 に残りました。「将来の変化を予測することが困難な時代」だからこそ、持続可能な社会の創り手としての意識を持ち続けたいと思いました。
⚪︎これまでに何度か SDGs を子供たちと考えたことがありますが、「遠い世界のこと」で 終わってしまっていたのかもしれない、と思いました。遠い世界のことのように感じる かもしれないけれど、自分たちの暮らしとつながっていること、これまで学習したことをどう生かすのか考えることが大切であることなど、改めて考えることができました。
⚪︎田宮先生の講話を聴き、SDGs を学校の中でどのように扱い、どのように取り組んでい けばよいのかを考えるよい機会となりました。総合的な学習の時間で、SDGs を教材に 学習していますが、自分自身の SDGs に関する知識のなさを反省しなければなりません。 改めて、SDGs について自身でも学びを深め、教師として、また自分自身として何がで きるのかをしっかりと考えていきたいと思います。
1年以上前から計画されていた研修会です。
沼津市教職員研修センターのみなさまのご準備、ご参加の先生方の真摯な思いにあらためて感謝申し上げます。