2024年1月20日(土):「ESDフォーラムミュージアムジャック」をタカミヤ環境ミュージアム(北九州市)で、ハイブリッドで開催いたしました。令和5年度文部科学省ユネスコ活動費補助金SDGs達成の担い手(ESD)推進事業「社会教育・学校教育融合型のESDを主眼としたカリキュラムパッケージの開発」の一環です。

ミュージアムジャックとは、NPO法人里山を考える会が考案したミュージアムのスタッフとして来館者をガイディングする職場体験カリキュラムです。今年度も明治学園小学校の4年生・93名が取り組みました。
4年生のうち、1クラスの子どもたちが当日、午前中にミュージアムをジャック。来館者は107名。午後のESDフォーラムは、学校教育、社会教育、行政、NPO法人、一般企業の方々が(対面32名、オンライン256名)の方にご参加いただき、基調講演、実践報告、カリキュラムパッケージ試案、ラウンドテーブル等を行いました。

【ミュージアムジャックの一コマ】
「只今より、ドームシアターでアニメーションの上映をいたします。」と子どもによる館内アナウンス。
ドームシアターに行ってみると、ナレーション入りのスライドがスクリーンに大きく映し出されていました。タイトルは、「アニメはじまるよ うちゅうじんとちきゅう」。宇宙人たちが「地球、行ってみようか・・・」と相談しているところから始まります。
「地球には大変なことがたくさんあったんだって」という宇宙人の一言から、北九州の産業の歴史、公害をどのように乗り越えてきたのかが、かわいらしいイラストとシンプルな言葉で語られています。最後は、宇宙人が「地球に行ってみようか」「行くのかよ!」で終わる、2分程度のアニメーションでした。
おとなが変にいじっていない、子どもたちが相談しながら作成した様子もわかります。上映後、その場で修正し次の上映に向けて柔軟に対応していました。「これで完成ではない。もっとよくしよう」という子どもたちの探究心、熱い思いを感じることができました。また、宇宙人の視点で地球をみるというはそうもすばらしいと思います。

下記、URLからご覧いただけます。

https://youtu.be/hDkxElOJDRM

2024年2月22日、ノットワークラボ公開資料に「カリキュラムパッケージミュージアムジャック2023」「ミュージアムジャックビデオ(3分50秒)」「ESDフォーラムミュージアムジャック報告書」をアップロードします。
ご覧いただけると幸いです。

*ESDフォーラム終了後、コンソーシアム事業評価会を実施いたしました。