2024年10月15日(火):伊豆の国市立大仁北小学校の5年生が、伊豆半島ジオパークミュージアム『ジオリア』を訪問しました。モジュール1「対象との出会い」です。
(モジュール0「身近な課題との出会い」については、ESDフォーラムで報告されます。)
【リアルごっこ遊びに巻き込む仕掛け】
導入は、マッチャンとtamitamiの掛け合いで行いました。
ユニークなレスポンスを少し紹介します。
◯「ジャックって、知ってる?」→「のっとちゃうことだよね」・・・
◯「本当の名前がバレないように学校に帰ったらニックネームのIDカードをつくろう」→ニコニコしながら「(私は)イブチャンとか」・・・
◯「タブルチェックとして合言葉も必要かな。合言葉って知ってる?」→「声のパスワード?」と一人が言うと、「ひらけごまみたいな」・・・
呪文をイメージしていたようですが、合言葉の正しい意味を教えるよりも見せてあげればわかると思い、、「美しい伊豆創造センター」のニックネーム「B-IZU」を紹介し、マッチャンとtamitamiで「B」「IZU」と言い、子どもたちともやりとりをしました。
その後、2クラスに分かれ、施設見学、周辺の散策へ。
【施設見学】
伊豆半島の成り立ちのビデオ視聴後、ビデオの内容と展示を結びつけながら、ガブリエルさんがガイドをしてくださいました。ハンズオンが随所にあり、子どもたちは、化石などを触ったり、拡大鏡で見たり楽しみながら対象に吟味していました。また、実物を取り出した地層の展示部分では、「触ってもいいですか?」「どこに行けると見られるのですか?」など子どもたちからの活発な声も聞かれました。どのようにして取り出してきたのかなどの裏話もガイドさんからの貴重な情報です。
プロジェクションマッピングを食い入るように見る子ども達の目も印象的でした。あっという間の30分だったとどの子も感じていたのではないでしょうか。ガブリエルさんの子どもの実態に合わせた遊び心満載のガイドがジオパークや「ジオリア」の魅力を一層輝かせていたように思います。
【周辺の散策】
桂川を渡り、ハリストス正教会(県指定文化財)を訪問。歴史的な建造物の中で神父さんのお話をお聞きしました。地域の人々の力で教会が建てられた経緯やウクライナやロシアの正教会のお話などをお聞きしました。
【ミュージアムジャック】
ミュージアムジャックは、2025年2月4日(火)です。多くの方のご来場をお待ちいたしております。