2026年2月5日(木):静岡県教育委員会主催SDGsスクールアワード授賞式が札の辻クロスで行われました。
総評でのコメントを掲載いたします。
受賞校のみなさん、おめでとうございます。
総合的学習の時間等の授業時間、委員会、部活・サークル等、さまざまな取り組みがありました。年を重ね、SDGsの理念の理解も実践内容の質も高まってきていると思いました。誌面も限られておりますので、3つの視点から総評させていただきます。
◯学校から社会へのメッセージ〜多くの方に届けたい取り組み
特に、特別支援学校の取り組みは、今まで行ってきた教育活動をSDGsの視点から捉え直し、生徒のみなさんの行っていることへの価値づけをされていました。先生方がSDGsの理念を理解されているからこそ可能となったものです。地域との連携のもと、一人一人の個性に合わせた教育的な価値の含まれた活動をされていました。「個別最適な学び」の一つのスタイルが示されていたように思います。
◯ストーリーとして語れる活動と活動のつながり
加藤学園暁秀初等学校の取り組みのきっかけは、地域の企業に依頼した『お魚教室』。事後学習の社会科『水産業』での学習から地域の海のゴミ問題へ。課題を解決するために子ども達はさまざまな活動に取り組んでいきます。質の高い実践はストーリ性とともに、拡張性とともに未来への可能性を感じることができます。その背景あるカリキュラム・マネジメントを想像することは難しくありません。アクションに至るまでの時間の重要性を学ぶことができました。
◯エージェンシー発揮の根底には楽しさがある
島田市立川根中学校(自然グループ) では、昨年度、野守の池のゴミ問題と外来種の増加という課題を知り、今年度はゴミ箱の設置や外来種を使った肥料づくりに取り組まれていました。役所等との連携の中でゴミ箱の設置によりゴミは減少、釣った外来種は肥料として活用され、環境の改善を果たしたといってよいでしょう。ビデオでは、楽しそうに活動している様子を理解することができました。継続性と発展性の背景には、自分ごととしての課題と活動の楽しさは欠かせないということです。
